住宅ローン「団信」競争に熱

apartment architecture blue sky building
Photo by Pixabay on Pexels.com

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になる記事から住宅ローンの団体信用生命保険についてのお話です

■がん保障など上乗せ金利下げ

住宅ローン業界で、返済中に病気になったりした場合にローン残高がゼロになる団体信用生命保険(団信)の競争が熱を帯びています。ネット銀行を中心に、がん保障を申し込む際の上乗せ金利を安くしたり、特約の品ぞろえを増やしたりする動きが活発になっています。固定金利は上昇してきた一方、政策金利に連動する変動金利は優遇拡大による実質的な引き下げ合戦が続いています。各行とも限界に近づき、競争の舞台が団信にも広がってきました。

■団信とは

住宅ローンの契約者が返済の途中に亡くなった場合などに、以後のローン残高がゼロになる保険商品です。金融機関と保険会社が契約する仕組みです。金融機関が保険料を負担し、万一の際は保険会社が保険金を支払います。基本の団信は死亡または高度障害状態になったときに保険金が支払われる「一般団信」は加入が必須となる代わりに上乗せ金利もないケースが多い。

■特約商品

がんと診断されたら残高がゼロになる「がん団信」や、脳卒中なども含む「3大疾病保障」など、0.1~0.3%程度の上乗せ金利を払って入る特約商品も多様です。住宅ローンの契約時は罹患(りかん)リスクが低い若い世代が多いため保険料は割安になります。がんと診断されれば数千万円規模の住宅ローンの残債が帳消しになると考えれば、数百万円の一時金をもらう一般の保険より金額面のメリットも大きくなる可能性もあります。

コメントを残す