リバースモーゲージ利用者に潜むリスク

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になる記事からリバースモーゲージについてのお話しです

利息総額や金利に注意

リバースモーゲージは、高齢者が持っている資産である自宅を活用して資金を得ることができる制度です。この記事は、リバースモーゲージを住宅ローンの借り換えに使用する人々が増えていると述べています。しかし、その利用には注意が必要で、以下のようなリスクが潜んでいます。

1. 利息の積み上げ: リバースモーゲージの場合、毎月利息を払いますが、元本は後に返済します。このため、長期にわたって利息が積み上がると、元本の返済額が大きくなります。その結果、自宅売却の際に得られる金額が元の融資額よりも多くなる可能性があります。
2. 老後破綻リスク: 借り換えを利用して短期の返済負担を軽くすることはできますが、長期的には利息の累積によって家計が圧迫される可能性があります。これにより、新たな老後の経済的困難が生じるリスクがあります。
3. 相続の問題: 高齢者が増加し、子世代が自らの住宅を持つことが普通になると、親の家の相続を望むケースが減少する可能性があります。リバースモーゲージを利用していると、相続の際に元本の返済問題が生じる可能性があります。

日本の社会が高齢化する中で、リバースモーゲージは一つの選択肢として考えられるでしょう。しかし、利用する際は十分な情報収集と理解が必要です。特に、将来的な家計の計画や相続の問題をしっかりと考慮し、適切なアドバイスを受けることが重要です。