ワンルーム賃貸市場に異変

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は住宅新報の気になる記事から「ワンルーム賃貸市場に異変」についてのお話です

■都心離れ顕著 新規供給 利回り求めて外に活路

感染症対策は2年を超える長期戦を強いられ、さまざまな業種・業態に影響を与えています。リモートワークの定着は働き方改革を後押しし、住まい選びに影響しました。その影響は分譲住宅にとどまらず、ワンルームマンション供給戦略にも及んでいます。コロナ禍で蜜の状態を避ける傾向が強まり、在宅勤務のしやすい住環境として広い間取りが求められ、単身者向け賃貸住宅の空き室がなかなか決まらない現象が昨年から目立ち始めました。そうした中で、ワンルーム市場を探ると、新規供給は都心部から外に向かっています。

■新築プレミアがなければ埋まらない

新築ワンルームマンションは、新築プレミアがつくため家賃を高めに設定しても借り手がつきます。そのため、少し高めの家賃で募集をかけましたが、新築プレミアもありすぐに借り手がつきました。

しかし、都内のマンションとなると、住民の入れ替わりも頻繁に起きます。最初の借り手も、1年弱で退居してしまったのです。新築プレミアが使えるのは最初の1回のみですが、収入が減るのはローン返済に響くので、家賃を下げることなく次の募集をかけました。

しかし新築プレミアもついていない物件を、同じ家賃で募集かけてもまったく借り手がつきません。結果、長期間にわたり家賃が入らない期間が続いてしまいました。

■余はく

今回の話とは逆説になりますが、価格で探していると、地方や郊外の中古マンションが出ていると思いますが、しかし、需要を考えてみてください。

今後ワンルームマンションの需要が高まるのは都内です。地方や郊外は需要がなくなっていきます。単純に価格だけで物件を選ぶことのないように、借り手の気持ちになって考えるようにしましょう。

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