リースバック 理解向上が急務

みなさん明けましておめでとうございます。

山の頂日和です

今回は、国土交通省が消費者向け「リースバック」ガイドブック策定にに向けた検討会を始動したことについてのお話です。

■リースバックとは

リースバックは所有している資産を第三者に売却し、その後、第三者とリース契約を締結することで、従来と同じ資産を利用し続けることを可能とする方法です。

住宅においては住み替えの円滑化や老後の資金需要への対応、相続前の不動産処分などの選択肢として注目を集めています。

■リースバックの問題点

去年の6月に国民生活センターが高齢者の自宅売却トラブルに関する注意喚起を行うなど、リースバック自体の認知度の低さや手続きの複雑さに関連した契約トラブルも発生しています。

■まとめ

リースバックはテレビでもさかんにコマーシャルなんかをしていますし、高齢者にとっては興味がある話かもしれません。

私たちの知り合いの不動産業者もリースバックをはじめましたが、気を付けなくてはならないのは、買い取り案件は原則、将来値上がりが予想される物件で、買い取り価格は案件によって変わりますが市場価格の6割から7割で賃貸の家賃は市場家賃の1.3倍ぐらいが標準になります。

したがいまして、不動産業者は賃貸収入で利益を得て、将来売却する時も、損をしない仕組みになっていることを理解したうえで判断していただきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

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