出生急減80万人割れへ

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になる記事から出生数の減少のお話しです

■今年、減少ペース5%に加速

日本の出生数が急減しています。2022年の出生数は初めて80万人を下回る公算が大きいといわれています。少子化が進むと年金や医療などの現役世代が支える社会制度が揺らいでしまいます。労働収入も減り経済の成長力がさがります。子どもを産み育てやすい環境整備が急務です。出生数は21年に過去最少の81.1万人になりました。新型コロナウィルスの感染拡大の影響で結婚や妊娠が減りました。22年もコロナ禍が続き、出生減に歯止めがかからない状況です。

■人口動態統計調査

厚生労働省の人口動態統計によると、過去1年の出生数は(日本人のみ)は10月公表の5月時点(21年6月~22年5月)が79万8561人と遡れる範囲で初めて80万人を割りました。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)は80万人割れは30年と推定していましたが大幅に早まりました。人口が1億人を下回る時期も推計の53年から早まる可能性も高くなりました。少子化で働き手が減れば潜在成長率を押し下げます。成長を続けるには生産性を引き上げる必要があります。このままですと、年金や介護、医療などの社会保障制度は保険料などの負担増が避けられなくなります。

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