「在宅避難」意向、コロナ禍でさらに増加

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みなさんこんにちは山の頂日和です

今回の気になる記事は積水ハウス(株)が実施した「自宅における防災に関する調査」についてのお話です

■自宅における防災に関する調査

 積水ハウス(株)は19日、「自宅における防災に関する調査(2022年)」結果を発表しました。

 それによると、85.6%が「自然災害について不安を感じている」と回答。そのうち94.9%が「地震」に不安を感じると回答しました。
 「自然災害による被災経験」または「計画停電」の経験があるのは、500名中320名(64.0%)。うち239名(74.7%)が「自然災害による停電」を経験しており、85.4%が「自宅で電力が復旧するまで我慢」と回答しています。自宅で行ないたい防災対策については、32.4%が「災害時の電力確保」と答えましたが、実際に災害時の電力確保を行なっているのは9.4%、およそ10人に1人に過ぎませんでした。

 災害時、避難所に行くことへの抵抗感を聞いたところ、抵抗を感じるとの回答が74.6%(コロナ禍前の時点は61.0%)。その理由は、「プライバシーがないから」(72.7%)、「新型コロナウイルス感染症の懸念」(60.9%)が上位を占めた。コロナを機に話題となった「在宅避難」は、今後一層、重要な避難方法として認識されると分析しています。

 家庭での防災備蓄については、77.2%が何かしらの備蓄をしており、コロナ禍で変化した防災意識を調査したところ「マスクや除菌シートなど感染予防グッズの備蓄が増えた」との回答が56.4%と過半数を占めました。「マスク」「手指消毒液」「除菌シート」は約1ヵ月分の用意があることが分かりました。

■一番は地震に対する不安

今回の「自宅における防災に関する調査(2022年)」では、85.6%の人が自然災害について不安を感じていて、そのうち94.9%の人が「地震」に不安を感じると回答しました。気象庁地震データベースによると、地震の回数が年々増えているようです。地震を筆頭に防災対策の必要性を感じる人が多いのではないでしょうか。

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