固定型金利の住宅ローン

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みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になる記事から固定金利の住宅ローンを選択する人が増えてきたというお話です

■固定金利を選択する人が増えています

固定金利の住宅ローンを検討する人がじわり増えてきました。金利の先高観を背景に足元で昨年に比べ4割から6割増えています。住宅ローン市場は低コストが武器のネット銀行が独走し、年々低金利競争が進んでいました。利用者の約9割が借りる変動型は続いているものの、日銀の金融政策の動向次第で転機を迎える可能性があります。固定型は長期金利に基づいて決まります。足元の物価上昇も相まって、金利上昇を現実的なリスクとみる層が固定型にシフトしています。

■変動型なお低利率競争

住宅ローンを利用する人の9割は変動金利を選んでいます。変動型の金利は日銀の政策金利に連動するため、マイナス金利政策が解除されない限り上がるリスクはありません。

■大手銀行の戦略

みずほ銀行は21年春、ネットから申し込む変動金利のもっとも低い水準をネット銀行並みの年0.375%に下げました。同行が超低金利の領域に踏み込んだのは、顧客をネット手続きに誘導する狙いがあります。かねて住宅ローンは不動産業者から紹介してもらう業者ルートが主流でした。しかし、ネットで金利を比較して借入先を選ぶ層が増え大手銀行もネットでの集客を無視できなくなってきました。三井住友信託銀行は住信SBIネット銀行を代理店としてネット経由の借入希望者獲得を図っています。三菱UFJ銀行は人工知能(AI)を使い、申し込みから契約までネットで完結させる方法をいち早く導入しました。また、りそな銀行もアプリ完結で住宅ローンを借りられるサービスを21年から始め、来店不要をアピールしています。

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