子育て世代「東京離れ」進む

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になる記事から「東京一極集中に異変」についてのお話です

■地域再生

新型コロナウイルスの感染拡大が人口の東京一極集中に変調を及ぼしています。テレワークの浸透などで子育て世代の関心が郊外へと移行し、東京都では30歳~40歳代の転出者数が転入者数を上回る「転出超過」となる一方、「転入超過」は比較可能な2014年以降で最多の31都道府県に膨らみました。

■古河市は移住に奨励金

転出入の状況を最も好転させたのは茨城県で、その中でも古河市は21年初めてプラスに転じました。古河市は子育て世代に向けて最大100万円の「若者・子育て世帯定住促進奨励金」を用意し、20年度は771人が制度を利用して移住しました。吹き始めた追い風を逃すまいと、21年5月には移住促進の広報誌「古河noトリセツ」を発行して、県と連携してオンラインの移住セミナーなども随時開催しています。

■土浦市は移住体験に脚光

東京都から60㌖圏内で、自然も豊か。テレワークに適した環境をアピールし、移住者を呼び込む作戦に出たのは土浦市です。2021年12月に3泊4日の「テレワーク移住体験ツアー」を2回実施しました。定員を超える応募があり25人が参加し、北海道や沖縄から訪れた人もいたといいます。移住を促すため、市は様々な呼び水を用意し、市外から中心市街地に転入する新婚世帯や子育て世帯には、2万円を上限に月額家賃の2分の1以内を最長3年間補助。床面積50㎡以上の住宅を中心市街地で購入する場合、50万円を上限に借り入れ金の3%を補助するなど「まちなかへの定住促進」を図っています。

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