新築マンション平均価格1億5000万超え⁉

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は、日経の気になる記事から新築マンションの市場が活況を呈しているというお話です

■首都圏の新築マンション市場

不動産経済研究所が2022年の発売戸数が21年比4.6%増の3万4000戸になる見通しと発表しました。

ただし、都心部の物件は高額化が進み一般消費者には「高値の花」になっており富裕層しか手を出せない物件が増えています。中には売り出された物件の平均価格が1億5000万円を超える物件も出てきています。

■価格高騰の内訳

地価高騰や入札競争などでかさんだ土地取得費、資材高など建築コストを価格転嫁しているわけで、特に富裕層に人気のある都心マンションは高騰が続き、一般の消費者が手を出しにくい億ションが急増しています。

■マンションの平均価格と会社員の平均年収

21年1月~11月の平均価格は6,476万円と20年前から2,000万円超あがりました。

一方平均年収は438万円で20年前から増えていないということです。

単純計算すると都内のマンションは年収の19倍ということです。

■まとめ

マンションのコスト高が収束するめどが立っていない中で、都内の23区ではマンション適地の出物が少なく、不動産業者も入札などでしのぎを削っており、取得費は今後も増加が予想されます。

そこに資材費の高騰と高齢化による人出不足が人件費の高騰を煽っています。

このトリプルパンチでしばらくはマンション高騰が続きそうです。

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