賃貸物件の後払い決済⁉

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は、日経の気になる記事で「後払い決済」が国内でも広がってきたというお話です

■後払い決済とは

後払い決済とは、お客さまがEC(電子商取引)サイトで購入された商品を受け取った後、コンビニエンスストア・銀行・郵便局などで代金をお支払いいただく決済手段です。

ECサイトの決済手段としてクレジットカード決済を選択する方が多くいらっしゃいますが、クレジットカードの不正使用を懸念される方も少なくありません。

その点、後払い決済では、セキュリティリスクが少なく、且つ商品受け取り後にお支払いできるため、安心してネットショッピングをご利用いただけるというものです。

■後払い決済サービスの市場規模は拡大傾向

矢野経済研究所が2021年に実施した調査によると、後払い決済サービスの市場規模は近年拡大傾向にあり、今後もその傾向が続くと予測されています。2016年度の後払い決済サービス提供事業者の取扱高は2,900億円でしたが、2019年度は6,870億円でした。2024年度の取扱高は、1兆8,800億円と予測されています。

アメリカの金融企業であるFISの調査では、全世界での後払い決済の市場規模は、2020年の時点で約10兆6,000億円に達しており、国内外を問わず後払い決済に注目が集まっています。

■後払い決済のメリット

ユーザーは商品を確認してから支払いができる点でしょう。

インターネットショッピングが普及したとはいえ、まだまだ購入したのに商品が届かない、品質の悪い商品や不良品が届くといったことは時々起こります。

また、EC(電子商取引)の場合、クーリングオフができない場合があるなどの不安もユーザーにはあります。

後払決済サービスであれば、商品が届いてから支払いをすることができます。

そのため、後払い決済サービスではユーザーの方が安心してECで、商品の購入を楽しむことができるのです。

■後払い決済のデメリット

後払い決済サービスを利用するにあたり、様々な料金が発生する点が挙げられます。

後払い決済サービスを利用する購入者は月額費用、決済手数料、請求手数料、振込手数料といった費用を支払わなければなりません。

1回の商品購入では、さほど気にならない程度の金額ではありますが、何回も使用しているとバカにならない金額になります(ただ、あまりにも大きい金額は後払い決済では利用できないようになっています)。

■まとめ

市場拡大には、課題もありクレジットカードの審査に通らない人も利用することができるため、審査の仕方によってはリスク管理が甘くなる場合があり、若者の過剰債務を招く恐れがあるということです。

こういった流れは止められなく、いずれ賃貸でも後払い決済ができるようになってくるのではないでしょうか。

仮に後払い決済の導入で、入居率はよくなるでしょうが家賃滞納やクレーム等が多くなる気がします。

賃貸の入居者には保証人ではなく、保証協会を利用していますが、保証協会が後払い決済事業者(Net Protections)になれば、後払い決済が可能になると思います。

しかし、気を付けなくてはならないことは、後払い決済サービスは、初期費用や月額料金が発生することです。

私たちは買主様に寄り添うバイヤーズエージェントです。

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