しつらい? 「設い」「室礼」

みなさん こんにちは山の頂です

先日、売買のお客様とお話をしている時にお客様が「しつらい」という言葉を発しました。
そのお客様はいわゆる「古民家」といわれている物件をお探しのお客様でした。
その言葉を聞いた時「きいたことあるような、ないような」懐かしい言葉をを久しぶりに聞きました。
さっそくネット辞書で調べてみると
しつらいとは、季節や人生の節目に感謝や祈願、もてなしの心を込めて部屋を設えることです。
「日本人が知っておきたい和のしきたり」山本三千子著より

そうなんですね。この言葉は平安時代からあったそうで「源氏物語」の中にも出てくる言葉だそうです。1000年を超えて受け継がれた言葉って素敵ですね。瀬戸内寂聴さんは元気でしょうか。

近ごろ、コロナ禍の影響もあってそういった「おもてなし」の心も日本人の中から薄れてきたような感じがします。

2013年頃のオリンピック誘致の時もその言葉が使われた気がします。今は小泉さんの奥さんですかね。

私たちが扱っている中古物件の中にも和のしつらいが似合う住まいがあります。

小江戸・栃木蔵の街で有名な栃木市湊町。蔵の街遊覧船でおなじみ巴波川のすぐそばにある蔵を改造した一戸建て住宅です。敷地は約423坪と広く、一部は月極駐車場と貸倉庫して賃貸しています。

この建物は大正8年1月1日の築で今から100年以上前の建物です。
急な階段を上がるとそこは「黒澤 明」のモノクロームの世界が広がります。
図太い梁がむき出しになっており、梁にはその城を建てた棟梁の筆書きがあります。

是非この機会に御覧になってみてははいかがでしょうか

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