住宅ローン減税の変更点
山の頂き
みなさんこんにちは山の頂日和です
今回は、住宅ローン減税の変更点についてのお話しです
■今までの住宅ローン
- 控除率：1%
- 適用期間：10年（特例で13年）
- 利用者の所得上限：3,000万円
- 2021年末までの入居
■変更点
- 控除率：0.7%
- 適用期間：10年（新築かつ2023年末までの入居であれば13年に延長）
- 利用者の所得上限：2,000万円
- 2025年末までの入居
■借入残高の上限 中古の場合
- 一般住宅の場合・・・2,000万円
- 長期優良住宅・ZEH、省エネ住宅は3,000万円
※ZEHとは「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」の略です。
■借入残高の上限 新築の場合
①長期優良住宅・・・22年・23年入居の場合➡5,000万円
24年・25年入居の場合➡4,500万円
②ZEH ・・・22年・23年入居の場合➡4,500万円
24年・25年入居の場合➡3,000万円
③その他住宅 ・・・22年・23年入居の場合➡2,000万円
■変更点のまとめ
〇新築の場合は、本来支払うべき所得税や住民税から差し引ける金額を年末時点のローン残高の１％から０．７％に縮小させ、減税が受けられる期間を現在の10年から13年間に延ばしました。
この控除率を下げるのは低金利が続き税額控除額がローンの支払い利息額を上回るという「逆ざや」を是正するためです。
中古住宅の上限は一律で2,000万円となっていますが、長期優良住宅やZEH、省エネ住宅は3,000万円としました。
つまり、狙いは省エネ性能の高い住宅に優遇措置を設け、省エネ性能が高い住宅が増えるような仕組みに変えたということです。
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