住宅金利 大手行上げ
みなさんこんにちは山の頂日和です
今回は日経の気になる記事から大手銀行が固定金利をそろって値上げしたというお話しです
固定化か変動か
大手銀行が7月31日に発表した8月の住宅ローン金利で、固定型を7月比でそろって引き上げました。日銀が金融政策の修正に踏み切り、上昇圧力がかかりやすい。変動型と固定型の選択を含め、住宅予定者は慎重な検討が求められます。
住宅ローンの金利の種類
住宅ローンの金利には主に全期間固定型、当初10年など一定期間の金利を固定する固定金利選択型、半年ごとに金利を見直す変動型の3つがあります。固定と変動では連動する金利が異なります。固定金利は長期金利に連動します。一方変動金利は短期金利に連動します。
そしてこれから
今後は日銀がいつ短期の政策金利を修正するかが焦点になります。現在のマイナス金利政策を解除したり、ゼロ金利を得てプラス圏に引き上げたりすれば、変動型の金利も上昇する可能性が高まります。近年の住宅ローンの増加をけん引してきたのは変動型です。低金利が常態化し、頭金を少なくして自分の収入から借りられる限界近くまで借り入れている消費者は多いとされています。金融政策の見直しは長期的には企業の貸出金利の上昇にもつながる可能性があります。