「リバース60」実績戸数、全額とも増加
みなさんこんにちは山の頂日和です
今回は週刊住宅の気になる記事から住宅金融支援機構のリバース60についてのお話しです
リバース60とは
「リバース60」とは、住宅金融支援機構が提供する特定の住宅ローンのことを指します。このローンは満60歳以上の方が対象となり、一般的な住宅ローンと異なり、元金の返済が利用者の死亡時になされるという特徴があります。
以下は、上記の情報からの主なポイントです:
- 利用実績: 4月から6月末までの付保申請戸数は413戸で、前年同期比でわずかに減少した。しかし、付保実績戸数は335戸で、前年同期比で増加した。
- 借り入れ申し込み者の属性:
- 年齢の平均は69歳
- 年収の平均は413万円
- 年金受給者が最も多く、全体の54.2%を占める
- それに続いて会社員22%、個人経営7.7%、会社役員5.3%、パート・アルバイト3.1%となる
- ローンの特徴:
- 毎月の支払いは利息のみ
- 元金は利用者の死亡時に返済される
- 返済は相続人が自己資金で、もしくは担保物件の売却代金で行われる
- 「ノンリコース型」(相続人が債務の返済義務がない)と「リコース型」(相続人が債務の返済義務がある)の2タイプがある
- 資金使途: 住宅の建設、購入、リフォーム、住宅ローンの借り換え、セカンドハウスの建設・購入、サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金、子世帯などが居住する住宅の取得資金などが対象。但し、生活資金や投資用物件の取得は対象外。
リバースモーゲージとも呼ばれるこのタイプのローンは、高齢者が自宅を担保にして資金を得ることができる制度で、老後の生活資金の確保や住宅の改修、リフォームなどに利用されることが多いです。