不動産のAI査定

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は、不動産のAI査定についてのお話しです。

●今までの査定のやり方

お客ささまから査定依頼があった場合、担当者がレインズ(不動産流通機構)・路線価・公示価格・基準地価・近隣事例などを参考にして査定金額を算出しています。

●現状の問題点

価格査定は担当者によって、バラツキがあり不動産売買に精通した担当者が経験を生かし、市場動向なども考慮した上で、取引事例と比較しながら算出するものは、市場にマッチした査定ができますが、担当者によっては流通相場自体がわからず、他社に負けじと査定金額を高く提案し査定案件を勝ち取るという風潮があるのも事実です。
査定書作成に時間がかかるのと査定金額のバラツキという問題点があります。

●AI査定の仕組み

AIが近隣取引事例や過去の売り出し物件の中から類似性の高いものを選択し、査定書に重みをつけて冊子にして提案するという仕組みです。
こちらの利点は査定時間が短縮できるのと、どの担当者でも同じ査定書ができるという利点があります。

●AI査定の問題点

過去の比較データが少なかったり、査定物件が行き止まりの土地だったり、旗竿地だったり、変形土地でもお構いなしに過去のデータ重視で査定価格を算出してしまうので実際の流通相場とかけ離れた査定書になったしまう。特に市街化調整区域では過去のデータが少なく、地方ではAI査定の弱点がもろに出ています。

●担当者査定プラスAI査定

今のところAI査定をして、そこに担当者の公平の立場に立った私感を加味して作り上げていくのがいい方法かなと思います。
将棋の世界ではないですが、AIがどんどん進化していき人間が負けそうですが、長年培ってきた現場の経験や勘は「人間業」として残っていってほしいですね。

私たちは

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